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1: 名無し 2017/06/06(火)22:16:32 ID:K7x
敵地、メットライフに乗り込んだ西武戦
先発三菅野が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、監督の高橋由伸は独りベンチで泣いていた
選手時代で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の巨人で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」由伸は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、由伸ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って寝なくちゃな」由伸は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、由伸はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した由伸が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにジャイアンツの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「高山、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「ま・・・松井さん?」  「なんだ由伸、居眠りでもしてたのか?」
「■■さん捕まったんじゃ・・・?」  「なんだ高橋、かってに■■さんを檻送りにしやがって」
「元木さん・・・」  由伸は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:仁志 2番:二岡 3番:高橋 4番:松井 5番:■■ 6番:江藤 7番:清水 8番:阿部 9番:上原
暫時、唖然としていた高橋だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
元木からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する高橋、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている高橋が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

2: 名無しさん@おーぷん 2017/06/06(火)22:17:20 ID:ZWn
三菅野定期

3: 名無しさん@おーぷん 2017/06/06(火)22:17:24 ID:BIA
燦然と輝く■■さんに草を禁じえない

4: 名無しさん@おーぷん 2017/06/06(火)22:18:37 ID:LEr
後半ガバガバで草

6: 名無し 2017/06/06(火)22:20:04 ID:K7x
>>4
予測変換ガバガバンゴねえ

5: 名無しさん@おーぷん 2017/06/06(火)22:18:46 ID:xUU
その話はまた落ちるからやめろ(トラウマ)

7: 名無しさん@おーぷん 2017/06/06(火)22:29:36 ID:Xr4
「今年は100敗だな」
ここ二週間の試合見てたら普通にそういう感想も出るわな…


http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1496754992/

1002:風吹けばおんJ:20XX/XX/XX(日) 00:00:00.00 ID:334KRSW